煉瓦倉庫

オタ丸出しカオス日記

子育てブログ3日目

  1. 2009.
  2. 01.
  3. 15
  4. (Thu)
  5. 04:11
やっとこさ3日目。というかまだ話は1日経ってないんですけどね。
ニンジンを嫌がってお皿をひっくり返した1日目。
前回はクマさんうさぎさんカバーオールっていうんでしょうかね?を買ってもらってご機嫌なネロたんでした。
お父さんはネロたんの少女趣味に妖精さんか何かかと思うと同時に、将来を案じました。
だって元ネタが少女趣味の男の子だから……。
そんなこんなで3日目です。
間に挟んだ馬さんと私だけが楽しい仕様には目を瞑ってくださると嬉しく思います。




一頻りクマと遊んだネロが疲れて寝てる間に、コレを書いて晩飯を作る。
ついでに同じ境遇という事で知り合った、腕白坊主に悩まされているらしい奴のところも覗いてみたが、今日も向こうの坊主は腕白らしい。
うちのネロがどれだけいい子か知って、自慢して歩きたくなった。
今日の晩飯は、手抜きの定番ポトフ。
正直料理のレパートリーなんて3つくらいのもんで、どうしようか途方に暮れてる。
流石に3つの子供に、デリバリーのピザを食べさせ続けたらマズイだろう。
何時だったか、金がない時に自炊しようと思って買ったレシピ本が、どっかで埃を被ってるはずだ。
探してみようか。

「うびゃああああああああぱぱあああああああああ!ぱぁどこおおおおおお!」

あ、目が覚めた。
昼間にも、うとうとしてる最中に昼飯を作ってたら大泣きされた。
人がいないと不安なんだろうか。

「へいへい、パパはこっちですよー」

キッチンから声を掛けてやると、泡を食って走ってくる。
途中転んだような音がしたが、大丈夫か?

「ぱぱあああああいらいいいいぱぱいたあああああ」

俺を見つけた安心と転んで痛いのとで泣き喚き、顔がしっちゃかめっちゃかになっている。
鍋にコンソメを放り込んでから、ネロのほっぺを掴んでむにむにしてやった。
いくらか落ち着いたんだろう、わんわん叫んで泣いてたのが、大人しくぽろぽろ涙を零すまでになった。

「よしよし。泣くなよ、男の子だろ」

「あって、ぱぱいなかったんらもん」

いくら子供っていっても、何でここまで人がいないのに怯えるのか、疑問に思った。
しかしちょっと考えれば分かる事で、俺にも似たような経験があったのを思い出す。
要は、親を失ったときの事を思い出すんだろう。
小さくても、一度は自分を無条件で守ってくれる人を失ったことがある、ってのは分かるんだろうな。

「いるだろ、だから泣くな。転んだろ、怪我してないか?」

「ん、いたいいたいだけあよ」

そう言って、ネロは肘のところを見せてきた。
確かに赤くなってるなー、こりゃ青アザになるだろう。
骨にひびなんか入ってないだろうな。

「まだ痛むか」

「んーん。ねろおとこのこあもん、いたいいたい、ないないたーよ」

さっきまでわんわん泣いてたのはどこへやら、鼻水でずるずるの顔で満面の笑みを見せた。
チクショウ、可愛いな。

「じゃあ、鼻水も何とかしような。ほら、チーンもしとくか?」

「ん、ねろひとりでできうよ!ちっちゅちょうあい」

ホントだろうな。
疑問に思いながらティッシュを2枚くれてやると、端っこの方で拭ったり鼻をかんだりする。
おいもうそれ手だろ。手でかんでるじゃねぇか。
何が1人で出来るだ、可愛いおててが鼻水だらけだ。
そんなところも愛しいがな。

「れきたよー!」

「よしよしいい子だ。ついでにおてても拭おうな」

1人で出来たというネロの自尊心を傷付けないように心を砕く俺って、本当にいいパパだと思うわけよ。
父さん母さん見てますか、息子は今悲しいくらい所帯じみてます。
飯を食ったら恐らく地獄のバスタイムだ。
はしゃぎ回って頭打ったりしないか、シャンプーを嫌がらないか、心配だ。
どっちも俺の通った道だからな……。


ポトフにもニンジンをぶち込んだので、当然ネロは嫌がったわけだがまたお化けさんにご登場願って無理やり食わせた。
ちょっと長めに煮て甘くしてやったからだろうか、今度は一口食うと文句がなくなったのが嬉しい。
片付けも終わって、いよいよ風呂に湯を張る。
普段はシャワーで済ませるところなんだが、流石に子供には酷だろう。
風邪でも引かれたら厄介だ。
湯が充分溜まったのを見て、俺は気持ち厳かに宣言した。

「よし、ネロ、風呂に入ろうか」

「あい!」

いい返事だ。子供にしては珍しいな、風呂好きなんだろうか。
ズボン程度は自分で脱げるらしく、頑張って脱ぎ掛けたズボンを踏んづけていた。
当然土足でだ。
洗濯すんの、俺なんだけどな……。
上の服を脱がせてやりながら、哀愁を感じる。
バスルームに入って、ネロを湯に入れてから俺も服を脱ぎ始めた。

「大人しくしてろよ」

「あーい!ぱちゃぱちゃー、ちゃちゃちゃー」

多分作詞作曲はネロだろう歌を、楽しそうに歌っている。
可愛い歌声を微笑ましく思っていると、いきなりひゅっと息を吸う音がして歌は止まった。

「お、どうしたネロ、驚いた顔して」

ネロは驚愕の表情でこっちを見ている。
あんまり驚いた顔をしているので、何か見えちゃいけないもんでも見えてるのかと思った。
パンツを下げかけた、えらく間抜けな格好でネロの様子を探る。
次の瞬間、ネロの視線の先が変わった。
下を見ている……OK、何となく分かった。
最後まで脱いで、俺も湯に浸かる。
するとネロが弾かれたように俺のほうを見て、心配そうに叫んだ。

「ぱぱの、ねろのとちがう!」

ハッハッハ、OKOKそんなこったろうと思ったぜ。
今のネロはこれ初めて見るもんなぁ。

「ぱぱのへんなの?おいしゃしゃんいかなくていいの?ばんしょこは?」

あまりに自分のと違うので、どうやら俺を病気だと決め付けたらしい。
馬鹿言うな、病気になった事ないのが俺の自慢だ。
あと最後のは絶対止めてくれ、剥がす時の事を考えるだけで痛い。

「大人はみんなこうなの。ネロも大人になったらこうなるんだぞ。
パパは全然変じゃないからな、デカいだけだからな」

「でかい?」

「詳しくは大人になってからだ」

「ぱぱみたいになったら、おとななの?」

「あー、そうだ。ほら、シャンプーするぞ」

とりあえず納得してもらえたかと思うが、ちょっと怖かったりする。
心配されて寝てる間にバンソウコウ貼られたりしたら、マジでどうしよう。途方に暮れる。
ネロも俺のガキの頃と一緒で、シャンプーが嫌いな子供らしい。
シャンプーと聞いたとたん、声も無く俺から離れてバスタブの端っこに寄っていった。
流す時が嫌なんだよな、目に入ると痛えもんな。
でも容赦はしねえぞ。

「ほーら洗っちまうぞー!」

「やー!しゃんぷーやー!」

5分ほど格闘しながら、何とか洗ってやった。
その後はといえば、体を洗うときにくすぐったがったりはしたが、大人しいもんだった。
思ったよりはのんびり入れたな。
そうだ、シャンプーハット買ってやろう。
明日は買い物だな。
風呂から出て、例のウサギの着ぐるみを着せてやる。
暖かくて気持ちいいんだろうな。
髪を乾かしてしばらくしたら、クマを抱えてうとうとしだした。

「フム……やることもねえし、寝るか」

「んー、やー。もっと、あそぶのー」

「っても今にも寝そうだぞ。ほら、ベッドいくぞ」

「あー」

僅かにむずかるネロを抱き上げて、寝室に向かう。
階段を昇っている途中で、ネロは船を漕いで後ろに倒れ掛かった。
そらみろ、眠いんじゃねえか。
ベッドに入れてやると、シーツの端をわざわざ探して握る。

「端っこ好きか?」

「んー、こえねー、ねろのはしっこなの」

「……そっか」

答えになってない気もするんだが、まあ好きなんだろう。
おやすみのキスをしてやろうとしたが、クマに顔を埋めたネロはとっくに眠っちまってた。
ヘタに起こしても駄目だな、止めとくか。
気持ちよく寝てるネロを見ていると、こっちまで眠くなってくる。
本当なら、これからが依頼の電話があるだろう時間帯なんだがな。

「寝るか……」

多分明日は早いだろうし、もう寝よう。
こんな時間に寝るなんて、しばらくぶりだな。
そのまま、ネロを抱えて目を閉じる。
思いの他すぐに、心地いい眠気がやってきた。
手に当たるふわふわしたぬいぐるみの感触と、甘いミルクのような子供の匂いも、思ったより心地がいい。
幸せだな、と考えたのを最後に、俺の意識は途切れた。




風呂の話はこの子育てブログの生みの親とも言える馬さんと考えました。
そん時は何故かイル・レさんちにお泊りで、風呂をいただくついでにアキラたんも一緒に風呂に入れたら、アキラたんダンテの巨大ちんこにビックリして『ちきのとちがうー!』とシャウトしてしまい、トシマのカリスマであるシキさんのプライドを大いに傷付ける、という話をゲラゲラ笑いながらしてました。
すごいだろ……俺、咎狗プレイした事ないんだぜ…。
それなのに、周りのニトキラ信者達のおかげで、この有様さ……。
さて、4日目からはとんとんで話を進めていきたいと思います。
お買い物だよ。
っていうか向こうのスーパーってどうなってるのか調べなきゃ。

COMMENT

Would you like to comment?



  管理者にだけ表示を許可する

TRACKBACK

TrackBack URI for this entry